経営学がご専門の早稲田大学ビジネススクール 入山章栄教授にお話しを伺っていきます。
現金5万円とクーポン5万円の形での給付、景気対策なのか生活支援なのか、政府の狙いをどう見ていますか?
(早稲田大学ビジネススクール 入山章栄教授)
〇給付金自体は悪くないが、効果を出すための“戦略”がハッキリしていない
〇給付金に対して「どうやって使ってください」という政府のメッセージがない。貯蓄に回ってしまい景気刺激への効果は弱いだろう
〇消費喚起なら「マーケットイン」の発想。国民が何に困っているかを考え、それに合った政策が必要
〇国家の方針にメリハリをつけなければ、効果も弱くなり、国民も納得しづらい
11月14日『サンデーステーション』より
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