「手足口病」が流行の兆し 大人が感染すると…[2021/11/18 18:44]

 「緊急事態宣言」が明けて人の動きが活発化するなか、「手足口病」が流行の兆しをみせています。乳幼児に多い病気ですが、大人が発病すると重症化しやすく注意が呼び掛けられています。

 「手足口病」にかかったという的場未侑さん(25):「こっちがましな方、ましになった方。こっちがちょっとひどい方」

 指先、そして手のひらにも見える赤い発疹の痕、そのかゆみと痛みは想像を絶したといいます。

 「手足口病」にかかったという的場未侑さん:「温かいものが触れないんですよ。皮膚がめくれている感覚。寝ようと思ってもかゆいし、寝る前って体温高くなるから、ぬくぬくしてきたらかゆくなってきてイライラして寝られなくて」

 乳幼児を中心に手足や口の中に発疹ができる感染症「手足口病」が流行の兆しを見せています。

 国立感染症研究所によると、近年、手足口病は1年ごとに増大と減少を繰り返し、今年は8月中ごろからじわじわと報告者が増えています。

 日暮里医院・石山敏也医師:「例年見ていると前回は2019年に大流行したので隔年で2年おきに流行する。主に(症状)は皮膚症状、発疹が強く出て場合によっては、爪がはがれたり本当に痛みを強く伴うことがあげられる」

 例年であれば7月ごろにピークを迎えるのですが、なぜ今年はずれているのでしょうか。

 日暮里医院・石山敏也医師:「手足口病の原因となるウイルスがコロナが落ち着いたことによって少し猛威をふるい始めてきている可能性はある」

 感染者の9割は子どもで、大人がかかることはまれだと話しますが、大人が感染した場合、重症化しやすいともいわれています。

 2歳の子どもから飛沫(ひまつ)感染したという夫婦は、手足の痛みを訴えます。

 “2歳の子どもから感染”妻(27):「(手足口病に)かかったら本当にしんどいので大変だと思う。手の指と足の甲、足裏に水ぶくれがたくさんできている状態なので歩くのも痛いです」

 飛沫感染や接触感染などが感染経路という手足口病。

 日暮里医院・石山敏也医師:「『手足口病』にはワクチンが存在しないので予防するしかないんですけど、コロナが落ち着いてきている今でも引き続き、手洗い、うがい、マスク、そういったところを徹底していくことが大切」

こんな記事も読まれています