来春卒業予定の大学生の就職内定率71.2%[2021/11/19 15:14]

 来年春に卒業予定の大学生の就職内定率は10月1日時点で71.2%でした。新型コロナの影響を大きく受けた前の年の同じ時期より1.4ポイント改善しています。

 厚生労働省は、全国の大学や高校など112校を抽出し就職の内定率を調べています。

 調査によりますと、来年3月に卒業予定の大学生の内定率は71.2%で、前の年よりも1.4ポイント改善しました。

 ただ、コロナの流行前だったおととしに比べると5.6ポイント低くなっています。

 大学別では国公立大学が69.2%で、私立大学で71.8%でした。

 地域別では関東地区が最も高く77.6%だったということです。

 厚労省は「コロナ禍の不安から早期に就職活動を始めた学生が多く、結果として早く内定が出た」と分析しています。

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