伊豆諸島への軽石漂着 観光産業への影響も懸念[2021/11/22 06:17]

 東京・伊豆諸島に、8月の海底火山噴火で発生した可能性のある軽石が漂着している問題で、観光産業への影響にも懸念が高まっています。

 21日、三宅島の東側に位置する三池浜ではおよそ1キロにわたって軽石とみられる漂着物が確認されました。

 島は例年、これからの季節、釣り客らでにぎわいますが、軽石問題には観光協会も頭を抱えています。

 三宅島観光協会会長・浅沼徹哉さん:「対策は打ちようがない。船を使ってやる釣り、そういう客が沖に出られないので、そういう意味では多大な影響が出てくるのではないかな」

 22日は南寄りの風が強まる予想が出ていて、軽石の一部が房総半島などに到達する可能性もあるということです。

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