福島第一原発で作業中 社員2人が内部被ばくか[2021/11/23 01:45]

 東京電力は福島第一原発で設備の修理をしていた40歳代の男性社員2人が内部被ばくをした可能性があると発表しました。

 東電によりますと、社員2人は19日午前10時すぎからおよそ1時間半、暖房や空気を循環させる装置がある施設内で配管の交換をしました。

 そして、作業後の検査で鼻の中に放射性物質が付いていたことが分かりました。

 これまでのところ2人に健康被害はなく、吸い込んだ量は極めて微量としていますが、今後、尿検査し詳しく調べる方針です。

 同じ現場にいた別の男性社員2人の作業着からも放射性物質が検出されましたが、内部被ばくは確認されなかったということです。

 東電はルールに従い軽装備だったものの、全面マスクと防護服を着用させるべきだったとしています。

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