“最後の祝日”列島にぎわう…欧州では再び“猛威”[2021/11/24 14:10]

 祝日だった23日は、各地でこれまで中止されていたイベントが続々と復活し、にぎわいを見せました。一方で、ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染者が再拡大しています。

■今年最後の祝日 列島にぎわう

 紅葉が見頃を迎えた東京・高尾山。新型コロナの感染者が減少するなか、23日は天候にも恵まれ、たくさんの登山客が訪れました。

 登山客:「ようやく、皆移動できそうな感じになったので。せっかくなので、家族で来ました」

 宮城県松島町で、名物のカキを味わうイベントが開催されたのは、2年ぶりです。

 客:「ここが、これだけにぎわっているのは、ありがたいことだなと」

■神奈川では“人数制限”解除

 神奈川県の飲食店では、ある変化が見られました。

 22日、飲食店に対する感染防止策「1グループにつき4人以下」「滞在は2時間を目安」などの要請が取り下げられたのです。

 横浜市の居酒屋では、さっそく6人組で食事を楽しむ客の姿がありました。

 客:「きょうは6人。大人数で飲み会できるようになったのが、久しぶりで、うれしいなと思います」

 レストラン「カサデルリオ」では、年末にかけての団体予約が急増したといいます。

 野中万里夫オーナー:「(人数制限解除されて)予約の入り方としては3割、4割り増えたかなという印象ですね。12月の忘年会とかクリスマスは(団体予約が)10件くらい入ってきた。一番多くて、ここの一組10名というところ。(人数制限)今回、解除になって良かったなと思っています」

■花火大会が復活「明るい光明」

 一度は中止となった今年のイベントが23日、形を変えて復活したところもあります。

 例年であれば、8月に開催される群馬県の「前橋花火大会」。今年は時期を遅らせ、規模を縮小して開催することになりました。

 その名も「コロナ収束祈願花火」です。

 打ち上げ数は、例年の10分の1となる1500発。密になることを防ぐため、観覧席は設置しませんでしたが、沿道には、2年3カ月ぶりの花火を待ちわびる近隣住民たちの姿がありました。

 近隣住民:「楽しみです!今年は1回も花火を見ていないの。絶対きょうは、(花火を)見られると思ったから気合入れて来たの」

 そして、秋の夜空に輝く、色鮮やかな大輪の花。久々の打ち上げ花火に、人々は足を止め、見入っていました。

 近隣住民:「奇麗」「夏に花火が見られなかったので、見られて、とてもうれしいです」「来年は、普段通りの花火が見たいです」

 主催者も、感慨深い表情で、夜空を見上げていました。

 前橋花火大会実施委員会・曽我孝之会長:「やはり見ると、すばらしいですね。特に、コロナの沈静化を絶対条件に、この企画を考えていたので。打ち上げられたということは、現在コロナが沈静化しているということでもある。きょうの花火を見て頂いて、前途に明るい光明感じて頂いて、頑張ろうという思いを持ち続けて頂きたい」

■デモが暴徒化…欧州“過去最悪水準”

 感染が収まっている日本。しかし今、心配なのは海外の状況です。

 恒例のクリスマスマーケットのシーズンを迎えたドイツ。しかし、先週18日、一日の新規感染者が6万5000人を超え、過去最多となりました。

 クリスマスマーケットをやる予定だった広場です。まだ屋台が残っています。

 バイエルン州のミュンヘンでは、一日も開かれず、2年連続の中止に。屋台は、広場から撤去されていきました。

 4度目のロックダウンが始まったオーストリアでは、通りを歩く人の姿は、ほとんど見られません。

 生活に不可欠な商店以外は閉鎖、在宅勤務が命じられています。

 さらに、来年2月からは、ヨーロッパ初となるワクチン義務化が始まります。対象は、12歳以上です。

 こうした規制強化の動きに、反発する人々のデモはイタリア、オランダに続いてベルギーでも起きました。

 首都ブリュッセルで21日、週4日在宅勤務を義務付けるなどの規制強化に、3万5000人が抗議。バリケードに火をつけたり、警察車両の窓を交通標識でたたき割るなど、デモの一部は暴徒化しました。

 それに対し、警察は放水車を投入。デモ隊を一気に追い払っていきます。40人以上が拘束されたということです。

(「グッド!モーニング」2021年11月24日放送分より)

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