福島第一原発 1号機原子炉内調査を実施へ[2021/11/25 22:49]

 東京電力は福島第一原発1号機の格納容器の内部調査を来年1月中旬に実施すると発表しました。

 1号機のロボットによる内部調査は2017年3月以来、3回目となります。

 東電は前回の調査では自走式のロボットを格納容器内に投入し、作業用の足場からカメラをつり下ろして水中を撮影するなど5日間にわたって調べました。

 しかし、堆積(たいせき)物は確認できたものの、燃料デブリの姿を捉えることはできませんでした。

 今回の調査では水中を泳ぐことができる6種類の有線ロボットを投入し、堆積物の一部を吸い上げて成分分析をしたいとしています。

 また、可能ならデブリの姿を捉えるとともに、格納容器の底にどの程度、広がっているかなどを調べたい考えです。

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