補正予算 厚労省はコロナ対策など約9兆円[2021/11/26 19:50]

 26日に閣議決定した今年度の補正予算で、厚生労働省は8兆9733億円を追加で計上しました。新型コロナウイルスの医療体制にかかる費用や雇用調整助成金などが大半を占めています。

 厚労省の補正予算は新型コロナの拡大防止やウィズコロナ下での社会経済活動の再開、次の危機への備えなど4本の柱となっています。

 全体の追加額は8兆9733億円で、新型コロナの病床の確保に2兆1033億円、ワクチンの接種体制の整備に1兆3879億円などとなっています。

 看護師や介護士などの来年2月から9月分までの賃金引き上げ分については1655億円が計上されました。

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