オミクロン株が国内で初確認 ナミビア人の外交官[2021/12/01 06:09]
厚生労働省は新型コロナのオミクロン株の感染者が国内で初めて確認されたと発表しました。
後藤厚労大臣:「我が国では最初のオミクロン株の確認ということになります」
厚労省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、ナミビア人の外交官の男性(30代)で、先月28日、ナミビアから成田空港に到着しました。
男性は現在、医療機関で隔離されています。
男性は7月にモデルナのワクチンの2回目を接種していました。
厚労省は、男性と同じ飛行機に乗った乗客70人全員を特例で濃厚接触者の扱いとしています。
70人はいずれも陰性ですが、このうち1人に発熱の症状があるということです。
国立感染症研究所の脇田隆字所長は、オミクロン株の感染性や重篤度についてはまだよく分かっていないとしています。