特殊詐欺被害の大幅増加受け…官民合同の対策会議[2021/12/01 07:20]

 東京都内の特殊詐欺の被害が大幅に増加し、警視庁は民間団体などと会議を開いて情報の提供と被害防止の対策を呼び掛けました。

 大賀眞一副総監:「被害件数、被害額ともに10月末現在で昨年の同じ時期と比べて大幅に増加している状況です」

 警視庁によりますと、今年10月末までの特殊詐欺被害の認知件数は2816件で、去年の同じ時期に比べて381件増えました。

 被害額は合わせておよそ55億2000万円に上り、去年より1億3000万円増加しました。

 警視庁は先月30日午後、東京・千代田区でNTTドコモや全国銀行協会、東京ハイヤー・タクシー協会など56の団体と「特殊詐欺対策官民会議」を開き、犯人検挙のための情報提供や被害防止の対策を呼び掛けました。

 警視庁は、ATMコーナーで携帯電話を使わないよう呼び掛けています。

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