オミクロン株水際対策 一部の帰国者「自宅待機」に[2021/12/04 06:29]

 新型コロナのオミクロン株の水際対策を強化するため、3日間の施設待機が必要だったオミクロン株以外の変異株対策の指定国からの入国者は、条件付きで最初から自宅待機が認められることになりました。

 後藤厚労大臣:「3日間指定国からの帰国者でワクチンを接種している方については、最初から14日間の自宅待機措置に切り替える」

 厚労省によりますと、オミクロン株の水際対策で、検疫所の指定待機施設は2日の時点で35%が埋まっていて、今後2000室から3000室足りなくなる恐れがあるということです。

 こうしたことから厚労省は、現在、入国後3日間、施設での待機が必要なオミクロン株以外の変異株対策の指定国からの入国者について、最初から14日の自宅待機とすることに決めました。

 対象者には一日2回程度電話し、健康状態を確認するとしています。

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