群馬の工場で“クラスター”従業員42人がコロナ感染[2021/12/05 15:30]

 群馬県の工場で新型コロナのクラスターが発生し、5日までに従業員合わせて42人の感染が明らかになりました。

 クラスターが発生したのは太田市内にある工場です。

 この工場では今月2日から4日までに従業員16人の感染が確認されていて、検査を進めていたところ、5日に新たに26人の感染が判明しました。

 これで、10代から50代の男女合わせて42人の感染が確認されたことになります。

 全員、無症状、または軽症だということです。

 このうちワクチンを2回接種した人は29人、未接種は9人でした。

 また、県の検査でこのうち2人がデルタ株に感染していることが確認されました。

 県によりますと、工場内ではマスク着用が指示されていて、密になる状況もなかったということです。

 県は今後、従業員らさらに300人を対象に検査を進める方針です。

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