ワクチン3回目接種「全国民一律の前倒しは困難」[2021/12/07 13:54]

 新型コロナワクチンの3回目接種の前倒しについて、後藤厚生労働大臣は「全国民を対象にした前倒しは困難」との認識を示しました。

 岸田総理は追加接種について、オミクロン株の広がりを踏まえ「できる限り前倒しする」と表明していました。

 追加接種では、ファイザーとモデルナ合わせて1億7000万回分が供給されますが、来年1月以降、順次、輸入されるため後藤大臣は「全国民を対象に一律の前倒しは困難」と述べました。

 1回目と2回目用に確保したワクチンが合わせて3100万回分、余っているため、これを活用して速やかに進めたいとしています。

 また、医療体制について第5波のピーク時より3割多い、3万7000人が入院できる体制が整ったと発表しました。

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