厚労省 感染拡大に備え3万7000人入院可能に[2021/12/07 21:20]

 新型コロナウイルスの感染拡大に備えて厚生労働省は、第5波のピーク時よりも3割増しの3万7000人が入院できる医療体制を整えたと発表しました。

 夏の感染拡大を踏まえて厚労省は、都道府県に対し、さらなる病床の確保などを求めていて、7日に集計が公表されました。

 第5波のピーク時より3割増しの約3万7000人が入院できるようになるほか、臨時の医療施設や入院待機施設も4倍近く確保されました。

 また、宿泊療養施設についても4割増しの約6万6000室を確保したということです。

 課題とされていた医療従事者の確保については、医療機関などから応援の依頼があった場合、医師と看護師それぞれ約3000人の派遣が可能となりました。

 保健所の体制も感染状況に応じて最大3倍まで増員できるということです。

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