青森沖の地震津波観測装置に障害 緊急速報に遅れも[2021/12/08 20:00]
青森県沖の海底に設置されている地震と津波の観測装置に障害が出ていて、この地域で起きる地震の緊急地震速報が最大で15秒ほど遅れる状態が続いていると気象庁が発表しました。
気象庁によりますと、8日正午すぎ、釧路から青森沖にかけて設置してあるS−net(日本海溝海底地震津波観測網)の23台の観測装置からのデータが受信できなくなりました。
8日午後7時現在、この地域で起きる地震の緊急地震速報が最大で15秒遅れる状態です。
津波警報や緊急地震速報以外の地震の情報については影響はないとしています。
障害が起きた原因は不明で、復旧の見込みは立っていません。