鳥取市 野鳥の「すみか」から高病原性の鳥インフル[2021/12/08 20:55]

 鳥取市の水路の水から毒性の強い鳥インフルエンザウイルスが検出されました。水路は野鳥が住処にしていて、環境省と県は周辺を野鳥監視重点区域に指定し、警戒を強めています。

 環境省によりますと、病原性が高いH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは鳥取市気高町内の水路で採取された水です。

 野鳥が、この水路を住処にしていて、鳥取県が1日に採取した水を検査していました。

 環境省と県は周辺の10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、感染源の特定や感染拡大を防ぐための緊急調査を行います。

 環境省は11月に全国の野鳥に対する警戒レベルを最高レべルの「3」に引き上げています。

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