“オミクロン株”国内4人目 103人が濃厚接触者に[2021/12/09 06:20]
厚生労働省は国内で4人目となる新型コロナのオミクロン株の感染者が確認されたと発表しました。
厚労省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは4日にナイジェリアからドーハ経由で成田空港に到着した50代の男性です。
症状は出ていませんが、現在は医療機関で隔離されています。
男性はファイザーのワクチンを2回接種していました。
厚労省は同じ飛行機に乗っていた103人を濃厚接触者として扱い、経過観察をします。
脇田隆字座長:「(オミクロン株は)伝播(でんぱ)力が高いけど伝播力を構成しているものはウイルスの感染力だけではない。どうやら免疫をある程度、逃避する力もあるようだ」
国立感染症研究所はオミクロン株の感染性などについて情報が十分でないため、感染者と同じ空間にいた人には接触時間などにかかわらず幅広い検査を行うべきだとしています。