オミクロン株の対策強化 一部を自宅待機に切り替え[2021/12/10 14:32]

 新型コロナのオミクロン株の水際対策を強化するため、厚生労働省は他の変異株の対策で、3日や6日の施設待機を求めている国からの入国者の措置を自宅待機に切り替えました。

 厚労省は、これまでオミクロン株以外の変異株の流行地域に指定している国については、入国後、検疫所が指定する施設で3日間あるいは6日間の待機を求めていました。

 しかし、オミクロン株の対策に重点を置くことから、今後はワクチンの接種歴にかかわらず、施設待機ではなく、原則14日間の自宅待機に切り替えることにしました。

 オミクロン株の対策では感染者と同じ飛行機に乗った全員を施設待機としているため、施設が足りなくなる恐れが指摘されていました。

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