モデルナ製ワクチン 3回目接種への使用を特例承認[2021/12/16 12:37]

 後藤厚生労働大臣は、モデルナ社の新型コロナワクチンを3回目の接種に使用することを特例承認しました。

 3回目の接種では、モデルナのワクチンは2回目の接種から6カ月以上が経った18歳以上が対象で、接種する量はこれまでの半分となります。

 海外の治験では、ウイルスの働きを抑える中和抗体の値が2回目の接種後と比べて1.7倍以上に上がったということです。

 3回目の接種では2回目までと異なるメーカーのワクチンを打つ交互接種が認められています。

 モデルナのワクチンは、これまで大規模接種会場と職域接種での使用がほとんどでしたが、今後は自治体の接種にも活用されます。

 厚生労働省では16日、持ち回りで分科会が開かれ、臨時接種での使用が認められる見通しです。

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