年末年始の犯罪を防ぐための特別警戒が始まり、大石吉彦警視総監が警視庁のすべての警察官に向けて職務に邁進(まいしん)するよう訓示しました。
大石吉彦警視総監:「1人ひとりが結果を出す警視庁を体現し、首都東京の安全安心を守るために職務に邁進されることを切望して訓示と致します」
警視庁は、年末年始に増える傾向があるコンビニ強盗やひったくりなどの犯罪を防ぐため、15日から来年3日までの20日間、「年末年始特別警戒」を行っています。
新型コロナウイルスの感染者数が減り、街に人出が戻ってきていることなどから、例年よりも5日、前倒ししました。
大石警視総監は、今年、相次いだ列車内などでの事件の対策も強力に進めるよう指示しました。
警視庁は期間中、延べおよそ22万8000人を動員して警戒にあたります。
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