運転仮免許試験で範囲外の出題 50人が不合格に[2021/12/17 17:45]

 東京都内の運転免許の仮免許試験で出題された英語の問題について本来、出題範囲ではない問題を出題していたことが分かりました。50人が、この問題が不正解で得点が1点足りず、不合格になっていました。

 警視庁によりますと、2013年10月から今年11月にかけ、都内の教習所や運転免許試験場で出題された英語の仮免許の学科試験に指定された範囲外の問題が含まれていました。

 問題は「自動車の乗車定員は12歳未満の子ども3人は大人2人として計算される」という設問に「〇」か「×」かで答えるものでした。正解は「〇」です。

 去年1月から今年11月までに、この問題を含んだ仮免許の学科試験を受けた人は1326人いて、このうち50人は問題が不正解で得点が1点足りず、不合格になっていました。

 警視庁は、この50人について、手数料の返還や仮免許の交付の手続きを進めています。

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