「健康寿命」男女ともに前回調査より伸びる 厚労省公表[2021/12/20 20:20]
厚生労働省は、介護の必要がなく健康的に日常生活が送れる期間を示す「健康寿命」について、男性は72.68歳、女性は75.38歳だったと発表しました。
厚労省によりますと、「健康寿命」は、3年ごとに数値を公表していて、おととしは男性が72.68歳、女性が75.37歳でした。
前回の調査からは、男性で0.54歳、女性で0.59歳伸びています。
一方、平均寿命は、男性が81.41歳、女性が87.45歳で、健康寿命との差は、男性で8.73歳、女性で12.06歳となり、縮小の傾向が続いています。
健康寿命が伸びれば、医療費などの削減にもつながることから、厚労省は生活習慣の改善など健康作りに力を入れるよう呼び掛けています。