皇居の正月を彩る「春飾り」の準備作業が大詰め[2021/12/22 07:54]

 皇居では正月を彩る伝統的な寄せ植え盆栽「春飾り」の準備が大詰めを迎えています。

 「春飾り」は梅や松、福寿草など縁起物の草木をあしらった伝統的な盆栽で、毎年、正月に向けて皇居の宮殿や御所、宮邸などに飾られます。

 盆栽の制作は最終盤になっていて21日は、仕上げとなる苔の張り付けや、川に見立てた白い砂を敷く作業が公開されました。

 梅は古いもので樹齢150年を超え、三分咲きで正月を迎えるのが理想とされ、ビニールハウスに出し入れしながら開花時期を調整しています。

 「春飾り」は来週30日までに各所に置かれますが、秋篠宮家は紀子さまの父親・川嶋龍彦さんが先月、亡くなり喪中であることから今回は飾られないということです。

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