都内初の“市中感染”は「クリニックの医師」…職員と患者に検査呼び掛け[2021/12/24 18:15]

 都内で初めてオミクロン株の市中感染が確認されました。

 都によりますと、都内のクリニックに勤務する50代の男性医師は今月16日の勤務後に発熱の症状が出て、24日にオミクロン株への感染が確認されました。

 男性は、すでに医療機関に入院しています。

 男性には海外渡航歴がなく、感染経路も分かっていないということです。

 都は男性の濃厚接触者として家族2人とクリニックの職員3人を検査しましたが、PCR検査の結果は陰性で症状はありませんでした。

 都は23日から濃厚接触者にはあたらないクリニックの職員約20人と患者約80人に検査を受けるよう呼び掛けています。

 他にも海外から帰国した3人についてオミクロン株への感染を確認したとしていて、都内ではこれで10例目となりました。

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