「佐渡島の金山」世界文化遺産の国内推薦候補に　17世紀における世界最大の金の生産地

　「佐渡島の金山」が世界文化遺産登録を目指す国内の推薦候補に選ばれました。

　佐渡島の金山は「西三川砂金山」と「相川鶴子金銀山」の2つの鉱山から構成されています。

　17世紀における世界最大の金の生産地で、伝統的手工業による金生産システムを発展させたことを示す遺構として評価されました。

　今後、来年2月1日までにユネスコに推薦書を提出するか、政府内で総合的な検討が行われるということです。

　昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大で、文化庁は候補選定自体を見送っていました。