年越しそば求め長蛇の列「コロナ前に戻るといいな」[2021/12/31 12:25]

 31日は大みそかです。東京・六本木のそば店は、年越しそばを求める客でにぎわっています。今年も新型コロナの感染対策を行いながら年の瀬の営業を行っています。

 (社会部・織田妃美記者報告)
 気温は現在5度台です。年越しそばを食べに来た人たちで行列ができています。

 およそ1週間前、このそば店「更科堀井」にお話を伺ったところ、今年は客足が読めないということでしたが、私が数えたところおよそ80人の人が列をつくっています。

 新型コロナの影響で、通常74ある席をおよそ60席ほどにしています。今はその席がほぼすべて埋まって、皆さんおそばを楽しんでいます。

 31日のために、お土産も含めるとおよそ3000人前のそばを30日の朝から夜通しで用意しました。

 コロナ禍で客足は落ち込み、今年に入ってもそれは変わりませんでしたが、酒の提供ができるようになると、だんだん客足が戻ってきたということです。

 31日の閉店時間は、コロナ前より少し早い午後8時半となりますが、「更科堀井」の社長は「コロナ前の客足に戻るといいな」と話していました。

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