大阪 病床使用率35%で「まん延防止」要請へ[2022/01/15 06:39]

 大阪の吉村知事は14日、新型コロナウイルスの治療のために確保している病床の使用率が「35%」に達した場合、「まん延防止等重点措置」を国に要請する考えを明らかにしました。

 大阪府・吉村洋文知事:「(『大阪モデル』の)黄色信号と赤信号の中間点に達するような場合、まん延防止等重点措置の要請をすべきだと思っています」

 大阪では過去3番目に多い2826人の感染が確認されました。

 府内の病床使用率は14日の時点で21.5%となっていますが、35%に達した場合、国への「まん延防止」の要請を対策本部会議で正式に決める方針です。

 一方、「まん延防止」が適用されている広島県では14日、対象がこれまでの13の市と町からすべてに拡大されました。

 感染の急拡大は止まらず、広島県では過去最多の997人の感染が確認されています。

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