日本歯科大学病院のサーバーが感染[2022/01/19 15:01]
日本歯科大学付属病院のサーバーがコンピューターウイルスに感染したため、一部の診療などを停止し、4日後に再開していたことが分かりました。
日本歯科大学付属病院によりますと、14日午前6時ごろ電子カルテが使えなくなりました。
病院が調べたところ、サーバーにウイルスとみられるファイルが見つかったということです。
この影響で病院内のネットワークを一時切断し、病院はカルテが必要な一部の診療や新規患者の受け付けを停止しました。
18日からは通常の診療を再開しています。
外部からの攻撃や個人情報の流出は確認されていないということです。
病院は、ウイルス対策ソフトを導入していましたが、USBメモリや外部機関とのデータのやり取りなどでウイルスに感染した可能性があるとみています。
厚生労働省は全国の病院に対し電子カルテ情報の適切なバックアップ体制が取られているかどうかなどの調査をする方針です。