沖縄・名護市長選で現職再選 辺野古移設問題が争点[2022/01/24 06:11]

 アメリカ軍普天間基地の辺野古移設問題などが争点となった沖縄県名護市長選挙は自民、公明が推す現職の渡具知武豊氏(60)が2回目の当選を果たしました。

 名護市長選は現職の渡具知氏が新人で元市議の岸本洋平氏(49)に5000票余りの差を付けて当選しました。

 渡具知氏は辺野古への新基地移設については言及を避け、市の発展のため予算を国に求めると訴えていました。

 当選した渡具知武豊氏:「(基地移設は)県と国が裁判を繰り返しているなかで、推移を見守ると話している。これは4年前と全く状況が変わっていない」

 一方、岸本氏は玉城知事からの支援を受け、基地移設反対を訴えましたが及びませんでした。

 結果を受け、玉城知事は「辺野古の新基地建設に反対するという方向性は1ミリもぶれることはない」と話ました。

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