習慣的に飲酒をする人はしない人に比べて減少 3回目接種をした後の中和抗体の量[2022/01/26 18:41]

 新型コロナワクチンの3回目接種をした後の中和抗体の量について、習慣的に飲酒をする人は、しない人に比べて減少していることが国際医療福祉大学の研究で明らかになりました。

 国際医療福祉大学は、21歳から77歳の医療従事者ら187人を対象に、3回目のワクチンを接種した前後で、ウイルスの働きを抑える中和抗体の量を調べました。

 その結果、接種後は、接種前と比べて全世代の平均で34倍に増加していました。

 60代で50倍、70代で90倍と年齢が高い世代で増加がより顕著となっています。

 また、習慣的に飲酒をする人は、しない人に比べて接種後の中和抗体の量が15%減少していることも分かりました。

 研究では、たばこを吸う人も減少傾向でしたが、習慣的な飲酒に比べると影響は小さかったということです。

こちらも読まれています