原子力機構と高速炉開発の米企業が技術協力目指す[2022/01/27 05:00]

 日本原子力研究開発機構と三菱重工などがナトリウム冷却高速炉を開発するアメリカの企業と技術協力を念頭に協議していくことが分かりました。

 日本原子力研究開発機構は、三菱重工と三菱FBRシステムズとともに高速炉を開発しているアメリカのテラパワー社と「ナトリウム冷却高速炉技術」に関する覚書きを26日に締結したと発表しました。

 原子力機構によりますと、今後、日米四者で、お互いの技術の情報交換を行ったうえで、燃料交換機や破損燃料検出系を含むナトリウム冷却炉特有の技術など高速炉の開発協力について協議を進めていくということです。

 原子力機構は「高速炉開発に関する技術力の維持・向上につなげていきたい」としています。

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