予報士のつぶやき「氷アートで受験生を応援!」[2022/01/27 12:53]

朝は都心でも0℃を下回る日があり、布団から出るのがつらいですよね。1月も下旬となり、いまは一年で最も寒い時期にあたります。この時期は受験生にとって正念場でもあります。

すでに今月中旬、大学入学共通テストが行われました。今後も私立大学の入試や、国公立大学の二次試験が続きます。

私が受験生だったのはずいぶん前ですが、志望大学の試験当日はとても緊張してしまい、試験会場を間違えたり、英語で行われる面接の際にとんちんかんな受け答えをして、教授をポカンとさせてしまったりしました。

いま考えればまったく大したことではないのですが(無事に合格しましたし)、当時は些細なことでも落ち込むきっかけになったものです。その一方で、家族や友人はもちろんですが、見ず知らずの方々からの応援にもとても元気づけられたのを覚えています。

さて、この時期の冷え込みを利用した、受験生の応援アイテムを紹介します。それが冒頭の写真の「氷アート」です。氷アートとは、容器に水を入れて一晩外に出しておけばできる氷のことで、植物やビーズなどを入れてデコレーションすることもできます。寝る前に外に出しておくだけでよいので、とても手軽にチャレンジすることができますよ。しかも、氷の「とける」が試験問題の「とける」にかかっているんです!

氷アートを作るコツは、冷え込みが強い日を狙うことです。2月初めは全国的に冷え込みが強まり、朝は都市部でも氷点下となる見通しです。特に、地元の気象台から低温注意報が発表されているときには、しっかり氷が張ってくれそうです。頑張る受験生を優しい気持ちで応援したいですね。

テレビ朝日気象デスク 津田紗矢佳

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