オミクロン「BA.2」 都内で“市中感染”を初確認[2022/02/17 22:00]

 オミクロン株の一種で感染力が強いとされる「BA.2」と呼ばれるウイルスの市中感染とみられる事例が東京都内で初めて確認されました。

 「BA.2」はデンマークなど一部の国で感染が広がっていて、これまでのオミクロン株よりも感染力が強く「ステルス・オミクロン」とも呼ばれています。

 17日に開かれた都のモニタリング会議では1月に確認された「BA.2」の5つの感染例のうち2例で海外渡航歴がなく市中感染であるとの見方が示されました。

 都内では初めてです。

 日本では従来型がほとんどですが、都内では去年12月からこれまでに合わせて7人の感染が確認されているということです。

 先月末から都の健康安全研究センターでは「BA.2」の検査を独自に始めています。

 今後も検査件数を増やし、「BA.2」の発生状況を注視していくことにしています。

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