ベトナム人実習生が暴行被害 建設会社を行政処分[2022/02/18 14:19]
岡山市で働くベトナム人技能実習生が、職場の建設会社で暴行されたと訴えていた問題で、法務省は建設会社への行政処分を発表しました。
処分を受けたのは岡山市の建設会社・シックスクリエイトです。
技能実習生のベトナム人男性が、2年間にわたり日本人従業員から暴行を受けたと訴えていました。
法務省の出入国在留管理庁は、著しい人権侵害があったとして建設会社に対し技能実習計画の認定を取り消す行政処分を行いました。
この会社は今後5年間、新たな技能実習生を受け入れることができなくなります。
古川法務大臣は18日朝の会見で「決してあってはならないことで今後とも本件のような人権侵害行為等に対しては、実習生の保護を最優先としながら、厳格に対応し、制度の適正な実施を徹底してまいります」としています。