3回目接種終える高齢者施設 全国で74%にとどまる[2022/02/18 23:30]

 政府は高齢者施設での3回目のワクチン接種を今月末までに終えることを目標としていましたが、後藤厚労大臣は接種を終える施設が全国でおよそ74%にとどまると明らかにしました。

 厚生労働省は、重症化リスクの高い高齢者施設に入所する高齢者について、ワクチン接種の間隔を2回目から6カ月に短縮したうえで、今月末までに接種を終えることを目標にしていました。

 後藤厚労大臣は18日、全国1676の自治体への調査結果を明らかにしました。

 今月末までに接種を終える予定の高齢者施設は、医師がいる施設で81%、いない施設で72%で、平均74%にとどまりました。

 接種が完了しない理由については、「初回接種が遅く、6カ月経過していない入所者がいる」「接種体制の確保に時間を要した」などが上げられています。

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