あさま山荘事件50年　殉職した警察官2人を慰霊

　1972年に長野県軽井沢町で連合赤軍メンバーが立てこもったあさま山荘事件で、警察が突入した日から28日で50年となり、殉職した警察官の慰霊式が開かれました。

　突入作戦から半世紀の28日、警視庁幹部や当時の関係者が、現場から2キロ離れた慰霊碑で花を手向けました。

　事件現場にいた男性：「（会話した警察官が）2〜3秒経つか経たないかで銃撃された。切ない状態になりました」

　事件では、過激派「連合赤軍」のメンバー5人が武装し、山荘の管理人の妻を人質に取って立てこもりました。

　1972年2月28日、警察が突入し、人質は救出されましたが、機動隊員2人と民間人1人が銃で撃たれて死亡しました。

　国外逃亡した容疑者もいて、警視庁は「事件は終わっていない」として捜査を続けています。