最高罰金3億円も…危険盛り土一律規制へ 閣議決定[2022/03/01 12:23]

 去年7月、静岡県熱海市で26人が死亡した土石流災害などを受けて、盛り土の規制を強化する法案が閣議決定されました。違反した法人の罰金を最高3億円とするなどとしています。

 去年7月3日に熱海市で起きた土石流災害では26人が死亡、1人の行方が分かっていません。

 この土石流は、起点となった盛り土により被害が甚大化したとみられ、国が盛り土の規制強化に乗り出していました。

 今月1日、閣議決定された「宅地造成及び特定盛土等規制法」は、違反した法人の罰金を最高3億円にすることや、宅地や農地など土地の用途に関係なく、全国一律に規制することなどが盛り込まれています。

 今後、通常国会での成立を目指します。

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