1月の有効求人倍率1.20倍　前月比＋0.03ポイント

　1月の有効求人倍率は2カ月ぶりに上昇し1.20倍でした。下旬にはオミクロン株の感染が広がり、求職活動を控える動きが見られたということです。

　厚生労働省によりますと、求職者1人あたりの求人の数を示す有効求人倍率は、1月は前の月から0.03ポイント上昇し1.20倍でした。

　長引くコロナ禍でより良い職場環境を求めて転職を考える人が増えたほか、求人の数も製造業を中心に持ち直していて前の月より2.6％増加しています。

　ただ、下旬にはオミクロン株の感染拡大で求職活動を控える動きも見られたということです。

　厚労省の担当者は、「今後はオミクロン株の影響で求人も求職も減少する可能性がある」とみています。