東日本大震災から11年 女川町役場に“黄色いハンカチ”世界平和願い[2022/03/09 23:37]

 東日本大震災から11年となるのを前に宮城県の女川町役場では地元の住民が集まり、黄色いハンカチをロープにつなげていく作業が始まりました。

 女川町民の有志でつくる「女川裏方一座」は、震災の記憶を未来に残そうと3年前から3月11日にJR女川駅前で黄色いハンカチを掲げています。

 今年は去年より100枚多いおよそ700枚を掲げる予定で、ハンカチには震災で亡くなった人への思いや「平和な生活」を願うメッセージがつづられました。

 女川裏方一座・加納純一郎さん:「黄色いハンカチというのは幸せを意味しているので、黄色いハンカチを掲げることでそれが世界平和につながっていけばありがたいと思う」

 黄色いハンカチは11日の午前9時から午後6時まで掲げられ、情勢が緊迫するウクライナを支援する募金活動も行われる予定です。

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