阿蘇山の噴火警戒レベル2に引き下げ 「火口周辺規制」に[2022/03/14 12:30]

 気象庁は、熊本県の阿蘇山の噴火警戒レベルを「入山規制」の3から「火口周辺規制」の2に引き下げました。

 気象庁によりますと、阿蘇山では火山性微動の振幅が小さな状態で火山活動が低下しています。

 このため、午前11時に噴火警戒レベルをこれまでの「入山規制」の3から「火口周辺規制」の2に引き下げました。

 ただ、火山ガスの放出量は去年10月の噴火以前より多い状態が続いていることから、引き続き火口からおおむね1キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けています。

 阿蘇山では、先月24日に火山性微動の振幅が大きくなったとして、噴火警戒レベルが3に引き上げられていました。

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