2021年の自殺者2万1007人 2年ぶりに前年より減少[2022/03/15 10:00]

 去年1年間に自殺した人の数は2万1007人で、2年ぶりに前の年よりも減少しました。

 厚生労働省によりますと、去年1年間に自殺した人は前の年から74人減って2万1007人でした。

 女性が7068人で、男性はほぼ倍の1万3939人でした。

 新型コロナで社会が深刻な状況になるなか、おととしは11年ぶりに前の年よりも自殺者が増えましたが、去年は再び減少に転じました。

 一方で、20代と40代、50代はおととしよりも増えていて、特に50代は193人増加しました。

 職業別では無職の人や学生は減りましたが、自営業などは増えています。

 経済問題のほか、家庭や勤務先での悩みを苦に自殺した人が多くなっています。

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