オミクロン株「BA.2へ置き換わり進む」感染再拡大の懸念[2022/03/16 07:48]

 感染力がより強いとされるオミクロン株のBA.2系統について、厚生労働省の専門家会合は「置き換わりが進んでいる」として今後、感染が再拡大する可能性を指摘しました。

 厚生労働省専門家会合・脇田隆字座長:「現在、BA.2系統への置き換わりが進んでいる状況です。今後、感染者数の増加速度に影響を与える可能性がある」

 BA.2系統は現在、流行しているBA.1系統と比べて感染力が強いとされています。

 厚労省の専門家会合の脇田座長は、置き換わりが進むことで再び感染が増加に転じる可能性があると話しました。

 また、イギリスではBA.1系統に感染した後にBA.2系統に再感染したケースが報告されているということです。

 このほか、15歳までの子どもの感染者を対象とした調査で、オミクロン株の流行でけいれんや喉の痛みなどの症状が多くなったものの、重症度はこれまでの株と変わらなかったと報告されました。

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