2月の有効求人倍率は、1.21倍でした。2カ月連続で上昇しているものの、オミクロン株の影響で求人も求職者数も前の月より減っています。
厚生労働省によりますと、求職者1人あたりの求人の数を示す有効求人倍率は、2月は前の月より0.01ポイント上昇し1.21倍でした。
ただ、2月はオミクロン株の急拡大で感染状況の見通しが立たず、求職者数と求人の数は、いずれも前の月より少なくなりました。
また、半導体の不足などの影響で、製造業の新規求人は前の月より10.9ポイント減っています。
厚労省は、「3月は、ウクライナ侵攻による原油価格の高騰の影響を受ける産業があるかもしれない」としています。
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