東電 柏崎刈羽原発“核セキュリティ違反”受け改革案 本社の原子力部門一部を移転[2022/03/31 10:06]

 新潟県の柏崎刈羽原発で核セキュリティ上の違反が相次いだ問題で、東京電力は、本社の原子力部門の一部を新潟県内に段階的に移すなどとする改革案を発表しました。

 東京電力によりますと、4月から柏崎市内に段階的におよそ300人を配置し、機能の強化を図るとしています。

 また、セキュリティ強化のため警察や自衛隊出身者などを増やすとともに、老朽化したセキュリティ設備などを改善するため、2022年度から3年間で200億円規模の設備投資をするとしています。

 一方、柏崎刈羽原発の若手所員による改善活動を発電所の幹部が受け止め、取りまとめた「発電所の志」、仮称・柏崎刈羽パーパスを5月にも発表するということです。

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