全ての高齢者施設で診療受けられる体制整備を 厚労省が自治体に要請[2022/04/05 14:34]

 新型コロナの感染者が再び増加傾向となるなか、厚生労働省はすべての高齢者施設で医師や看護師の診療を受けられる体制を整えるよう自治体に通知しました。

 いわゆる第6波では高齢者施設での感染が多く、入院によって高齢者の体が衰えるなど療養の体制が課題となりました。

 厚労省は4日付で自治体に対し高齢者施設における医療支援の強化を求めました。

 具体的には、すべての施設で自治体などを通じ医師や看護師の診療を受けられるようにすることや、施設で感染者が出た場合に施設の要請から24時間以内に感染防御の支援チームを派遣するなどとしています。

 高齢の感染者の療養を巡っては先月、専門家らが原則入院としていた現在の体制を見直すよう提言していました。

こちらも読まれています