在日ロシア大使館が日本の公安調査庁がウクライナの国家組織「アゾフ大隊」をネオナチ組織と認めているとSNSで拡散するなか、公安調査庁はホームページから「ネオナチ組織がアゾフ大隊を結成した」などの記載を削除しました。
在日ロシア大使館は4月1日、日本の公安調査庁がウクライナの国家組織「アゾフ大隊」をネオナチ組織と認めているとSNSで発信しました。
こうした状況を受けて公安調査庁は8日、事実と異なる情報が拡散されているとして、公安調査庁が取りまとめてホームページで公開している「国際テロリズム要覧2021」から「ネオナチ組織がアゾフ大隊を結成した」などの記載を削除しました。
公安調査庁によりますと、「国際テロリズム要覧」は国内外の情報機関などが公表した情報をまとめたもので、独自の評価は加えておらず、アゾフ大隊をネオナチ組織と認めたものではないとしています。
広告