GW明けに感染1万人超も「XEと重なると“第7波”に」[2022/04/21 11:41]

 ゴールデンウィーク明けの東京都のコロナ感染者数について、連休中の人出などが年末・年始並みになると1万人を超えると、名古屋工業大学の平田教授が試算しました。

 AIで感染状況を分析している平田晃正教授は、ゴールデンウィーク前後の都内の感染者数について、人出や接触機会などを考慮して試算しました。

 人出などが現在と同じ程度だと、感染者は6000人ほどで横ばいになるとしています。

 一方、第6波の入り口となった年末・年始並みになると、連休明けの来月12日には1万人を超えるということです。

 名古屋工業大学・平田晃正教授:「GWは今まで感染していなかったコミュニティーに感染が広がる可能性がある。従って思いもよらない拡大。地方などで広がりを見せる可能性もある。GW後に気持ちが緩んだままの状況が続いて、(オミクロン株の)『XE』が重なった場合は第7波になる可能性はあると思っている」

 平田教授は6月末には、ワクチンの効果が弱まるとしていて、感染力が強いとされるオミクロン株の「XE系統」の流行と重なれば、感染の波がさらに大きくなると指摘しています。

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