新商品!! 濃厚ショコラジェラート 開発の裏側[2022/04/22 16:45]

(テレビ朝日・仁科健吾アナ)
「いただきます」
テレビ朝日仁科アナウンサーが食べているのは
チョコと卵を使ったショコラジェラートです。
そのお味は…?
(テレビ朝日・仁科健吾アナ)
「おいしい!」
「そこまで甘みが強くなくて、大人なジェラートになってますね」
美味しそうなこちらの商品。
実はあるお店が抱えていた“廃棄食材”の悩みから生まれているのです。
都内にあるこちらのチョコレート店。
国際品評会で多くの賞を受賞する本格的な専門店です。
代表の山下さん。
チョコレートを作る過程で出る“廃棄食材”を少しでも減らしたいと考えていました。
(Minimal代表・山下貴嗣さん)
「(カカオ豆を加工する際に)カカオハスクっていうのがどうしても、廃棄しないといけないということなので、そこは大きな課題の一つ」
カカオハスクとはカカオ豆の殻に当たる部分で、その廃棄量は100kgのカカオ豆を加工する場合、およそ20〜30kgにあたります。
捨てるしかないカカオハスクをなんとかしたいと、山下さんは模索していました。
(Minimal代表・山下貴嗣さん)
「どうにかカカオハスクを破棄せずに“アップサイクル“したいなということをずっと企業として取り組んできた」
紙やお茶にすることも試しましたが、処理が大変で実用化はできませんでした。
他に良い処理方法はないのでしょうか…
そこに、そのカカオハスクを有効活用してくれる人物が現れたのです。
(取材ディレクター)
「何に使うんですか?」
(田中農場・田中拓也さん)
「鶏のエサに、帰ってあげようと思います」
カカオハスクを受け取りに来たのは埼玉県で養鶏所を営む田中さんです。
以前から付き合いのあった山下さんから、
鶏の飼料として使う提案をうけ、面白いと思い早速与えてみました。
すると…
(田中農場・田中拓也さん)
「カカオハスクってとても栄養価高くて、すごく生き生きと羽艶がよくなった気がします」
カカオハスクに含まれるポリフェノールの成分によるものなのか、良い効果が出たというのです。
(Minimal代表・山下貴嗣さん)
「(カカオハスクを)数十トンレベルで僕らは処理してくんで。でも田中さんのところは足りないんですよね。10万羽とかいるんで、そのうち2万羽分ぐらいしか今行き届いていない」
今回の取り組みから更に何かできないかと考えた田中さんに、あるアイデアが浮かびます。
(田中農場・田中拓也さん)
「卵とチョコレートで何かおいしい商品が出来ないかと思い、ジェラートを作りました」
チョコレート店から出たカカオハスクを鶏が食べて、上質な卵が生まれる。
その卵とチョコレートを使って出来たのが、このショコラジェラートだったんです。
廃棄ロスを少なくしたいという思いから生れた商品。
この新しいサイクルについて山下さんは…
「SDGsでいうと、作る責任、使う責任。こういう捨てていたものをきちんをアップサイクルできるのは本当に嬉しい。本当に素晴らしい商品として作っていただいています」

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