きのう(5月12日)気象庁が気になる情報を発表しました。
「夏までラニーニャ現象が続く可能性が高い」というのです。
▼ラニーニャの夏は猛暑になることが多い
ラニーニャ現象とは
太平洋赤道域の東風が強まり、インドネシア付近の海水温が高くなる現象で、
海水から水蒸気が盛んに蒸発するため上昇気流が起きやすくなります。
上昇した空気は日本の南で下降気流となり、暑さの原因となる太平洋高気圧を強める役目をします。
つまり、ラニーニャ現象が続くと日本の夏は猛暑になりやすいのです。
▼前回は41.1度を観測
前回、ラニーニャ現象が発生した2020年の夏は全国的に気温が高く、
静岡県の浜松市では41.1度と日本の観測史上1位の高温を観測しました。
先月の予想では、ラニーニャ現象が夏には終わると予想されていましたが、
今年の夏も油断できない猛暑になるかもしれません。
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