「道を譲りたい」宇宙飛行士・野口聡一さんJAXA退職[2022/05/25 18:20]

 国際宇宙ステーションの滞在時間が日本人最長のレジェンド、野口聡一さん(57)がJAXA(宇宙航空研究開発機構)を退職します。

 宇宙飛行士・野口聡一さん:「後輩の宇宙飛行士、新たに選抜が始まった新人宇宙飛行士に道を譲りたいと考え、退職を決断致しました」

 野口さんは1996年に宇宙飛行士の選抜試験に合格し、2005年に初めての宇宙飛行を行いました。

 その後、2009年、2020年とISS(国際宇宙ステーション)に2度にわたり長期滞在し、通算のISS滞在日数はおよそ336日と、日本人歴代最長の記録を持っています。

 野口さんは今後、研究機関での活動を中心に民間人として宇宙関連事業への助言や人材育成などに関わりたいということです。

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